ちゃんと理解するために「ホロコースト」についてまとめてみる

ちゃんと理解するために「ホロコースト」についてまとめてみる

# ホロコーストとは

ナチス・ドイツが行ったユダヤ人の大量虐殺のこと。
1945年までに約600万人が犠牲になった。

# 時系列

1933~1935年 ユダヤ人をボイコットするための規則を法制化

ナチスの実力部隊によるユダヤ人の経営する店舗の営業を妨害がはじまり、ユダヤ人が競技場やレストランなどへ立ち入ることを禁止した。

1935~1938年 ユダヤ人から人権を奪い非合法化

1935年にナチスによって2つの法律からなるニュルンベルク法が制定され、そのうちの「帝国市民法」によりユダヤ人の公民権が無効にされた。また「ドイツ人の血と名誉を守るための法律」では、ドイツ人がユダヤ人と結婚することを禁じた。

この頃からナチスの実力行使が始まり、ユダヤ人は財産や、命を脅かされます。公立学校からユダヤ人の子供は追放されました。

1938~1941年 ドイツから隔離し収容

1938年には、「クリスタルナハト(水晶の夜)」といわれる事件でドイツ各地のユダヤ人の住宅や商店、教会が襲われ、放火された。ユダヤ人が強制的に収容所に送られる地域もあった。

1941~1945年 収容者の虐殺と

1941年、ドイツ=ソビエト連邦戦争の開始時に「移動虐殺部隊」がつくられ、ドイツ軍が進出したところ、特にポーランド、リトアニア、ウクライナなどでユダヤ人やロマ人や共産主義者(ソビエト連邦兵士)などを虐殺していった。

ナチス勢力下の各地から列車により輸送されたユダヤ人の7〜8割は、収容所に到着するとすぐに毒ガス室に送られ、殺されたという。それを逃れたとしても、劣悪な生活環境の下で強制労働が課せられ、多くの人が飢餓と病気で亡くなった。

# ホロコーストはなぜ起こったのか

一般的にはナチスのユダヤ人に対する憎悪が原因と考えられているが、最近の研究では、それまでの歴史的経緯や、ナチス内部での迷走など、複数の要素が複雑に絡み合った結果だったとする意見が優勢。

ホロコーストの背景には、まずヨーロッパ社会が伝統的にユダヤ人を嫌悪していたことがある。ヒトラー個人やナチスに限らず、ヨーロッパ全体に反ユダヤ主義が根付いていた。ナチスはそれを利用し、政治権力を獲得していった。

# ナチス・ドイツ

1918年ドイツは「経済的制裁・多額の賠償金」等背負い、苦しい時代を迎えた。 国民全体が仕事と食事の為、町中に長蛇の列を作り溢れかえった。 そこでヒトラーは、ドイツ国民に対し「強大な指導力、純粋な人種」である理想国ドイツの立て直し、仕事を与えるとマニフェストを携え、ナチス党=「国家社会ドイツ労働党」を作った。

# アドルフ・ヒトラー

1889年~1945年。
オーストリアで産まれる。ドイツ国籍を持っていなかったため「大ドイツ」の軍人とし入隊するためミュンヘンに引っ越す。

1914年、バイエルン予備歩兵第16連隊に「志願兵」とし入隊。

1920年、ヒトラーのナチス党は支援部隊S・S(突撃隊)を結成し、特にユダヤ人達に暴力をふるう様になる。

1933年1月、ヒトラーはドイツの首相になる。「ドイツの救世主」として国民の人気を集め独裁への道を歩み始める。

参考サイト